Dの気ままな雑記

いろいろ置く予定

殺戮兵器 消

…ここは、どこ…?暗くて、冷たい…

何も、見えない…何も聞こえない…

何も分からない……

誰か…誰か教えて…

ここはどこなの…

……俺は、何なの…?

 

 

 

 

「おはよう、---」

声が、聞こえた。それは脳に直接響いてくるようだった

その声に反応して目を開けた。俺は、ガラスのケースに液体を満たしたようなものの中にいた。辺りは暗く、液体から発せられる淡い緑の光だけが仄かに周りを照らしていた。

そして、この声を発したであろう男が目の前に立っていた。まるで慈しむような笑みを浮かべた誰かは、また話しかけてきた。

「私のことがわかるかい?」

…名前…………メフィスト……メフィスト・フェレス…

俺を…創った人……

…?何故…知らないはずのことを知っているんだ…?

俺が創られた存在…?どういうこと…なんだ

「そう、君は私が創ったんだ。そうだな…なんと説明すればいいか。ええと、君の脳に当たる部分には記憶と情報を蓄積するためのシステムがあるんだ。つまり、君を創り出す過程で事前に君が生きていくために必要な情報を全部搭載してあるんだよ。だから君が知らないはずのことも知っているという訳なんだ。」

俺は…誰なんだ?何の為に創られたんだ…?

「君は全て知っているはずだ。ただ君が意識すれば君の知りたいことは全てわかるよ」

…俺は……ラヴィルトン…?ダークマターと悪魔の血と肉で創られた身体…

人間の…魂を入れた……ただの人形…

……人を、殺す為の…

「そう、君は私たちの殺戮兵器だ。君はとても素晴らしい力を持っている。私たちの研究の賜物なんだよ」

殺戮…兵器…。俺が…

「さぁ、そろそろそこから出ておいで。君にはそのケースを割るための力が十分に備わっている、使い方も全て分かっているはずだよ」

…ここから…出る…?

するとビシリ、とガラスの壁に白い線が走る。

次の瞬間、ガラスの割れてぶつかり合う鋭い音が響いた。液体が飛び散り、俺の体も重力に従って下に落ちた。

肺や胃を満たしていた液体も口から溢れ出てきて、代わりに空気で満たされていく。

「おーい、誰かー。ーーーの着るもの持ってきてよー」

主が言った。俺はその様子をただ眺めていた。

「…あ、そうだ。いつまでもーーーと呼ぶわけにもいかないからね、君に新しい名前をあげよう。」

…俺の…名前…?

「そう、君の名前だ。………消、消なんていいんじゃないかな。全てを消し去る者

君に相応しい名前だ。」

消……それが、俺の名前…

すると主は俺の体に大きめのタオルを被せた

「これからよろしくね?消」

空気で満たされた肺から、喉を通って吐き出される。

声帯が脳からの命令を受けて俺の思った通りの声を出した

「よろしくお願いします、主…」

 

 

設定メモ

 

≪ララ・イット≫星型にも見えるRegaiHappinessの舞台となる大陸。かつてはキーラ帝国とレゲイン連合国の関係も良好だったがキーラ帝国の王の代替わりとともに急に攻め入ってきた。これにより軍を持たなかったレゲイン連合国は大きな打撃を受け、領土の約半分を奪われることになる。キーラ帝国は他大陸との貿易や領土拡大により急成長を続けている一方、レゲイン連合国は貧困や飢えなどにより国力の著しい低下を続けている

 

≪史実、終焉の夜≫昔あるところに5人の子供が生まれた。その5人は生まれた場所こそ違えど、誕生日、生まれた時間が全く一緒だった。更にオッドアイ、特殊能力を使うという共通点もあった。人々も初めは避けていたが、その5人が自分の能力で人を助けたりするのを見てやがてそんなこともなくなった。

5人の18歳の誕生日の夜、突然に5つの核から同時に赤い閃光が上がった。閃光が大地を裂き、空が割れる。やがて重力さえもおかしくなり全てが崩れていく。この非常事態を引き起こしたのは、なんと5人だった。5人は人間の魂に憑りついた悪魔だったのだ。

人々は迫りくる死に絶望した。しかし突然に空から光が降り注ぎ、大地も空も元通りになっていく。その光の中から現れたのは白い大きな翼を持った天使だった。

その天使は5人の悪魔を捕え、もとの魂だけの存在へと返した。そしてその天使はこう言ったそうだ「彼らの魂を恨んではなりません」と。人々はこの言葉の意味は分からなかったが、救われたのだと大いに喜んだ。

やがて1年後、またオッドアイと魔法陣の刻まれた子供が生まれる。人々はまたあの危機を繰り返さないためにその子供を殺した。これにより法で「オッドアイの子供は生まれ次第処刑する」と定められた。この法は先代の王の即位まで続けられた。

 

≪核について≫この国には神をまつるための5つの祠がある。場所は1つ目は北端の始まりの丘、アルヒ・ロフオス。2つ目は東の静寂の谷、シュティレ・タール。3つ目は東南の真実の湖、ウェールス・ラクス。4つ目は南西の暁の砂漠、アルバ・デゼルト。5つ目は西の不滅の火山、アサナト・イフェスティオ。ここにある5つの祠は順に、豊穣の神、風の神、水の神、大地の神、炎の神をまつっている。現在は立ち入り禁止となており、終焉の夜の出来事から極大魔法の魔法陣が残り続けている。

 

≪終焉の夜の再来≫キーラ帝国現王は、終焉の夜をもう一度やろうとしている。終焉の夜の中心にいるものはその力を一身に受け、膨大な力が手に入ると思い、レゲイン連合国領土に含まれている水、土、炎の祠を何としてでも手に入れたいと思っている。

まずこれを行うには5人のunusuallが必要なためDを執拗に狙っている。現在3人が捕まっており、残るはDと誰かになってしまった。半分は人間のため、悪魔と違いその、血肉、魂さえ全て捧げなければできないとされている

 

 

Regain Happiness 第二夜

ギィ…と重苦しい音が響く

そして向けられる、目。軽蔑と恐怖の込められたその目ももう慣れたものだ。何事もないように席に着いた。

「それでは、これから会議を始めます」

ニクルの凛とした声が響く。一気に緊張の糸が張り詰めたのが分かった。

「シャナ、報告を」

「は、はい…」

一気に視線が向けられる。シャナもあまり肩身が広いほうではない、それに本人も見られるのが好きではないようだ。内心パニックに陥っているのが手に取るようにわかった。

「え、えと…あの、今回の視察で新たな情報を仕入れたので、それを報告致します…。近々、帝国がまた攻め入って来るようです…」

空気がざわめく。俺も顔には出していないが内心驚いている。

いくらなんでも早すぎる、前はついこの間だったというのに、何故こんなに攻め急ぐのか…

「静かに、皆さん落ち着いてください。シャナ、続きを」

「は、はい…。攻め入ってくるのはおよそリロス村のあたりです。」

リロス村…というと水の核を狙っているということか…?

「リロス村…か、Dはどう思う?」

「…俺か?…多分前回の時の被害も見越した上で一気に攻め落とすつもりなんじゃないのか?多少無理をしてでも、ここで決着をつけたがるはずだ。核はもう目の前だからな」

まぁ妥当なところだろう。他の奴らも顔色を見る限り同意はしてるようだ。

「成程、やっぱりそう考えるのが妥当だろうね。…となると兵力の差的に今回もギリギリ…ってところかな…。何か意見のある人はいる?」

…特に無いだろう、むしろギリギリじゃなかったためしがない

何かひそひそと話し合っている奴もいるが、結局は無いようだ

「シャナ、ほかに報告は?」

「いえ、特には…」

「わかった、有難う。引き続き視察を続行して。新しい情報が入ったらすぐに連絡よろしく」

「はい…」

「もう少し情報が入り次第作戦を立てる。それぞれの隊長はこの事を隊の者にも知らせておいてほしい。日々の鍛練にも気を抜かないこと、以上で会議を終わる。じゃあ解散ということで」

皆バラバラに席を立っていく。その足取りは重く、顔からは生気が失われていた

…無理もない、また次の戦いで仲間を失うかもしれない、と思えば自然な反応だろう

そして最後の奴が出ていった。ただドアの閉まる音だけが響く

緊張の糸が解れ、表情が少し柔らかくなったのがわかった

「…はぁ、やっぱり慣れないな。」と苦笑を見せる

「……今度は何人死ぬと思う?」

ニクルがこの問いかけをするのは珍しくない、むしろ多いと言っていいほどだ

「…さぁな、また大勢死ぬだろうな」

「…そっか、そうだよね、うん。…ごめんね、まだまだ弱くて」

そう言って静かに席を立って会議室を出ていった

そして俺は一人になる。心の奥に巣食う何かを振り払うように思考を巡らせた。

あいつは優しすぎる、むしろ甘いと言っていい。周りから見れば愚かな只の理想主義者かもしれない。

そうだとしても、あいつの甘さに大勢救われてきた。無論、俺も含めて

だからあいつにはあのままでいて欲しいと思う。決して俺のように多くの死を受け入れてしまうようにはなって欲しく無い。

…もしかしたらこれは只の我儘、なのかもしれないな

自嘲気味に笑みを浮かべると、俺もまた会議室から立ち去った

 

 

 

 

 

 

Affectus Secans 第7話

「…Dさん!」

一度本部に帰りニクルに報告をする。

それからあの二人を呼び戻しに行こうとしていると空からシャナの声が聞こえた。

シャナは偵察のことを報告する為に音もなく静かに俺の前に降り立つ。

「あっあのっ。偵察の報告に来ましたっ」

「うん、お疲れ様。どうだった?」

「えっと…人数は大体30人くらいでした。あの女性の記臆の人数よりも人数は増えています。あの女性が暗殺に失敗した事、その暗殺を退けるだけの力があの二人にあると判断した上での人員の増加だと思います。」

やっぱりか。あっちとしては何としてでもあの二人を消したいと考えているみたいだな。…思っている以上に反応が早い。

「…思っていた以上だね」

「あぁ、そうだな」

「あと、あちらもそろそろ仕掛けてきます。雰囲気が随分と殺伐としてましたし、本気で潰しにかかってくると思います。…おそらくそう遠くないと思います。」

成程。つまり『不必要人員の排除』という本音も程々に、あの二人を消す方が重要だと考えたようだな。増加した人員はおそらく本物の実力者だろう。…厄介だ。

「わかった、偵察ご苦労だった。…あと外に用事があるから、着いて来てくれ。」

「あっわかりました。…?何の用事ですか?」

「あの戦闘馬鹿共を呼び戻しにな」

 

 

二人を連れ戻しに行く途中、シャナは珍しくこんな事を言う。

「あの…」

「…何だ?」

「えっと…何か珍しいですよね。Dさんが初対面の人に対して割と友好的な態度とるのって。」

…友好的な態度なのかあれは?こいつにはそう見えたのか…

「それに…私の翼の事も何も触れませんでした。」

…安堵の顔をしている。普通として扱ってもらったのが嬉しかったようだ。

こいつは鳥人だ。でも普通の鳥人じゃない。…普通なら2枚しかない筈の翼も、こいつは遺伝子の突然変異で4枚翼があった。

4は不吉な数字と考えられているし、そのうえこの突然変異。同族からも他族からも除け者にされ嫌われてきた。

だから嬉しいんだろう。

「…あいつらはまだ知らないからな。この大陸の事、俺たちがどんな存在かを。」

「でも…」

「俺の事だって、知ったらどんな態度されるかわかんねぇよ。…まぁ、もしかしたら知っても変わらないかもしれねぇな、あいつらは。」

もしかしたら、あの戦闘馬鹿なら。という淡い期待が浮かび上がる。

「でも今まで通りとは行かねぇよ。皮肉だな。嫌われ者は嫌われ者どうしお互いの傷を舐め合って生きていくことしか出来ないなんて。」

今俺は、どんな酷い顔をしているのだろう。

シャナは「…そんな言い方、良くないです。」と言って静かに顔を背けた。

…遠くの丘に二人の影が僅かに見える。スピードからして多分手合わせでもしているんだろう。相変わらずだな、と思う。

「…ったく…やめろって言ってんのに…」

二人を呼び戻しに足早に丘に向かう。

結局それからシャナとの会話は一つも無かった。ただ視線が怖くて後ろを見ることが出来なかった。

 

 

 

 

ライムとのコラボ小説です。今回は同時進行でそれぞれの視点で展開しています。

遅筆ですいません。結局訳がわからないよ。(話が)

レゲイン連合軍について

最高司令官…ニクル  軍のトップ

司令官…D  軍の中で2番目に偉い

幹部…イオ(デザイン未定) 医療班前衛部班長が務める

幹部…ネイ・ファルナ  医療班後衛部班長が務める。

幹部…ルフェ・トゥリシュ  後衛部一番隊隊長が務める

幹部…ライル・ザグレット  前衛部一番隊隊長が務める

偵察者…シャナ  偵察担当

・会議は主にこの六人+各部の隊の隊長で行う

前衛部…前線で戦う。接近戦に特化した者が入る。三番隊まで存在し、一隊で大体20人。

後衛部…主に前線の支援に入る。遠距離戦に特化した者が入る。こちらも三番隊まであり、一隊20人程度。

医療班…怪我人の治療をする。魔力が高い者が入る。後衛部と前衛部に分かれる。一班15人程度の少数精鋭である。

・後衛部 後衛部の怪我人の治療をする。魔力が高いものが最初に入る。

・前衛部 前衛部の怪我人の治療をする。後衛部に比べて非常に危険な為医療班の中でも特に素早さ、魔力、攻撃に優れた者しか入れない。

 

とりあえず考えてみただけのもの

これから変わることもあると思います。

ルフェ・トゥリシュ

名:ルフェ・トゥリシュ 歳:15 性:男 男の娘

身長:152cm 人種:魚人とヒトのハーフ 誕生日:9月23日 イチイ…涙の中の思い出

性格:かなり大人しく何事にも消極的。 人を信じやすい。

   優しく礼儀正しい。 でも責任感は強くやると言ったら最後までやり通す。 

   背が低いのと女の子のような顔立ちを気にしている。

特徴:髪は青 右目は黒目になっていて白目がなく左目は青 ハイライト有り

   右目には眼帯をしている。

好きな物事 得意な物事

水、涼しい所、甘い物

泳ぐ事、弓

嫌いな物事 苦手な物事

火、暑い所、乾燥している所

料理、敬語を使わない事

過去:元は自身の村の村長の一人息子だった。しかしキーラ帝国の侵略により村は乗っ取られ、家族を失い、そこに暮らしていた多くの村人も失う。その為村を取り戻すために軍に入る。

いつか村を取り戻した暁には両親の代わりに村長として村を立て直したいと思っている。

 

メディ

名:メディ 歳:16 性:女 変態系ヤンデレイケメン残念女子

身長:163cm 人種:ptental 誕生日:7月21日  黄色いバラ…わたしだけを見つめて

性格:変態。腐女子。 人間不信。ただしネットではかなりノリがいい。

   トラブルメーカーでよくツっこまれる。 いつも眠そうな顔をしている。

   こう見えてかなり生活スキルは高く、頭もいい。

特徴:髪は黒 左目は深紅だが右目は漆黒のメドゥーサの目 ハイライト無し

   黒いジャージ色無地のTシャツ、黒っぽい靴

好きな物事 得意な物事

消、腐向け、一人、絵を描く事、気の許せる友人、勉強

絵を書く事、勉強、機械いじり

嫌いな物事 苦手な物事

偽善者、早寝早起き

人と話す事

過去:当然変異によってメドゥーサの目になってしまった少女。彼女の右目を見たものは石になり動けなくなってしまう。彼女の母も例外ではなく石になってしまった。その為孤児院に預けられた。孤児院の中でも孤立していて忌み嫌われ恐れられていた。そして幼い頃からその孤独を埋めるためネットにのめり込むようになる。

もうここには居たくない、と10歳のころ孤児院を出ていき一人暮らしを始める。始めのうちは大変だったが孤児院から貰ったボロいPCでネット稼ぎし普通に生活できるように。元々物覚えもよかったのか様々な生活スキルを身に付ける。

この頃からネットでチャットをしたりサイトを開いたりしていた。その他アプリやフリゲを作ったり自身の描いたイラスト、漫画を晒したりしていた。14歳になる頃にはすっかり有名人になりコミケやイベントにも参加するように。

そして16歳になり消と出会う。初めは信用していなかったが消の優しさに感化されすっかり親友に。現在は消の世界で気ままに同居生活を送っている。

 

生活が楽になってからはさらに多くのスキルを身に付ける。絵を描く資料のためだとかでメイクもできるし髪型セットもできるし服だって自分で作るし機械系は自作しちゃうしゲームなんてもはや販売できそうなレベルだし…という何気に凄い人。